毎年誰が出るのか話題になる紅白歌合戦ですが、今回は出場できない歌手について調査いたしました。
いわゆる出禁になっているアーティストですね。
実際には出禁になっていることが明確化されているとはいえないので、過去にあった事件や話題から出入り禁止とされている歌手をピックアップして紹介しています。
出禁にはなっていないが、過去に放送事故となっていた方々についてもピックアップしましたので、そちらもぜひ読んでみてください。
紅白歌合戦を出禁になった歌手一覧
旧ジャニーズグループ:ジャニー喜多川の性加害問題
ご存知の通り、ジャニー喜多川による性加害問題の影響により、2023年の紅白歌合戦に旧ジャニーズグループの出場はゼロとなっていました。
NHKによる「ジャニーズ所属タレント“新規起用しない”方針 」が、紅白歌合戦への出場に当てはまったことによります。
出入り禁止というよりは、今回出場できなかっただけといえますね。
現在もまだ解決には至っていないため、2024年の紅白歌合戦の出場もどうなるかわからない状況です。
綾小路翔(DJ OZMA):全裸に見えるボディスーツ着用
人気ロックバンド・氣志團の綾小路翔も出禁状態が続いているそうです。
2006年にDJ OZMAとして紅白歌合戦へ出場されていた際、全裸に見えるボディスーツを着用していたことが問題となりました。
本人もXにて「いよいよ出禁17年目に突入です。ただ、メンバー達はただのとばっちりだからね。そこだけはどうにかしなきゃ男じゃないよな。」とポストされています。
吉川晃司:ギターに火をつける
吉川晃司さんは、1985年の第36回NHK紅白歌合戦に出場した際にかなり派手なパフォーマンスを行ったことにより出禁となっていました。
そのパフォーマンスとは、歌唱の合間にシャンパンを口から撒き散らし、曲終わりにはギターにオイルをかけて火をつけるというもの。
次に登場する歌手も出番なのに下がってしまい、曲の途中から歌うという放送事故となりました。
この出来事によりしっかりと出禁となっていますが、2022年に番組で当時のことを「すいませんでした、本当」と謝罪されていました。
その後紅白歌合戦へは出場されていません。
長渕剛:長時間の熱唱
1990年にドイツ・ベルリンからの中継で、3曲連続で16分以上の時間を独占したことにより批判が上がりました。
さらに、「寒いもなにも現場を仕切っているのがドイツ人ばっかりで、闘ってくれる日本人がいない。こっちはタコばっかりです」といったコメントも。
この件があった後、年明けから多くの批判電話が殺到したそうです。
この件については長渕剛さん自身がNHKホールで行ったライブにて「本当にすいません」と謝罪をされていました。
出禁となっていたのかは定かではありませんが、その後13年ぶりに紅白歌合戦に出場されています。
サザンオールスターズ:三波春夫さんのコスプレパフォーマンス
1982年に出場した際、その時国民的歌手として活躍されていた三波春夫さんを思わせるコスプレで登場され、モノマネパフォーマンスも披露されました。
曲中の感想では「国民のみなさまありがとうございます。われわれ放送禁止も数多くございますが、こうやっていけしゃあしゃあと出させていただいております。とにかく受信料は払いましょう!裏番組はビデオで観ましょう!」といった発言もされています。
この次の年にも紅白歌合戦へ出場されていましたが、その後サザンオールスターズとしては35年間出場はありませんでした。
※桑田佳祐としてソロでの出演はされています。
そして、40周年を迎えた2018年に出場されています。
梅沢富美男:長いリハにキレた
あまり表には出ていない情報でしたが、2017年にバラエティ番組に出演した際に紅白歌合戦を出禁になっていたことを話されていました。
出禁となった理由としては、「リハーサルが長すぎる」といったことだそう。
リハを4回もやらされたことに対して「何回やらせるんだよ」とマイクを持ってキレてしまったようです。
それ以来紅白歌合戦へは出演されていません。
紅白歌合戦での放送事故・やらかした歌手
紅白歌合戦での放送事故や、やらかしてしまった歌手の方々もあわせて紹介しておきます。
欅坂46
2017年に紅白歌合戦へ出場した欅坂46ですが、ウッチャンナンチャン・内村光良とのコラボ企画で「不協和音」という楽曲を披露されている途中、メンバーである鈴本美愉さんが過呼吸で倒れるという事態が起こりました。
鈴本美愉さん意外にも過呼吸のような症状になっていたメンバーもいたようで、センターを務めた平手友梨奈さんも手が震えている状態。
放送時は騒然となり、後にNHKも謝罪をされていました。
北島三郎
1981年に放送の紅白歌合戦にて「風雪ながれ旅」を披露されましたが、曲中の演出で使用されていた紙吹雪が大量すぎたため、観客席まで巻き込んでしまった。
北島三郎さん本人は、インタビューで「紙吹雪を食べながら歌った」と言われています。
加山雄三
1986年に加山雄三さんは司会者として出演されていました。
その時出場した少年隊は「仮面武道会」という曲を披露することになっていたのですが、曲を紹介する際うっかり「仮面ライダー」といってしまった。
とんねるず
東スポWEBより
1991年の紅白歌合戦にて、とんねるずのお二人は全身赤色と全身白色で登場し、背中には「受信料を払おう」という文字を書いて登場しました。
NHKの受信料問題をネタにする形での出場ということで、視聴者にかなりインパクトを与えた出来事でした。
さすがです。
その後は木梨憲武さんが1996年に出場されており、1999年には野猿としても出演されています。
森進一
森進一さんは1974年に出場した際、歌唱の開幕からチャックが全開となっていた放送事故がありました。
しかも初の大トリという大舞台だったので、本人としても恥ずかしいアクシデントですね。
緊張したり忙しすぎると忘れちゃうそうで、紅白歌合戦以外でもやったことがあるとコメントされています。
小林幸子
小林幸子さんは2011年まで33回の連続出場をされており、紅白歌合戦の常連として注目されていました。
最近紅白で見かけなくなったのは2012年に起こった事務所トラブルが原因とされていますね。
小林幸子さんが見舞われたトラブルは1992年のことで、イルミネーションが施された衣装で登場する予定となっていましたが、本番ではその一部の色しか点灯しなかったということがありました。
本木雅弘
「シブがき隊」のメンバーの「モッくん」こと本木雅弘さんは、ソロでの出場経験もあります。
その時の衣装が大変話題になりました。
その衣装は、本木さんの首の周りに白い液体が入ったようなもの(おそらくコ○ンドーム)を複数巻いており、左手には大きく膨らませたコ○ドームを抱えた状態で歌唱されています。
さらにはその風船のように膨らんだコ○ドーム頭の上で割り、全身で浴びてしまうというパフォーマンスを披露しました。
これは「エイズ撲滅」というメッセージが込められていた演出だったそうですが、流石に衝撃的すぎだったこともあり多数の批判や抗議が寄せられていたようです。
菅原洋一
1986年に出場したシャンソン界の大御所・菅原洋一さんは、マイクの音声トラブルにより口パク状態で放送されてしまいました。
WaT
俳優の小池徹平さんとウエンツ瑛士さんが組んでいたユニット「WaT」が2005年に初出場されていましたが、曲を披露中にカメラマンがマイクスタンドを倒したことにより音声が途切れる放送事故がありました。
ですが、WaTの二人はマイクが直るまでそのまま客席に向かってマイクなしで歌い続け、観客席からも大きな拍手が送られています。
出場者に口パクが多い中、生歌を披露した二人はかなり好印象でしたね。
まとめ
以上のように、紅白歌合戦へ出禁となっているという歌手の方々、放送事故などについてピックアップさせていただきました。
実際に出禁状態であることを語られている方もいれば、呼ばれなくなったという話をされている方もいるため、明確に出禁を告げられるものではないのでしょう。
ただ、過去にやらかした人でも年月が経ち再び出場されている方もいらっしゃるので、今後出禁と言われていた歌手が登場する回も訪れるかもしれません。
このほかにも、もしかしたら出禁になっている歌手がいらっしゃるかもしれませんが、今回は以上とさせていただきます。