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ゴースト・ボーイのあらすじや感想:ベストセラーとなった実話

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ゴースト・ボーイのあらすじや感想:ベストセラーとなった実話

テレビでも過去に取り上げられたことがある「ゴースト・ボーイ」という物語ですが、今回「世界の何だコレ!?ミステリー」にも取り上げられるということで紹介させていただきます。

全26カ国で書籍で発売されベストセラーにもなっているので、興味がある方は書籍の方もチェックして見てください。

この記事では「ゴースト・ボーイ」のあらすじを中心にまとめておりますが、読まれた方の感想についてもいくつか紹介しております。

ゴースト・ボーイのあらすじ

  • 12歳のときに脳感染症を発症し、植物状態に陥る
  • 意思表示ができない監獄のような状態だった
  • 両親が気付くまで長い時間がかかった
  • 20歳を過ぎてから言葉を学び直す
  • 両親のつきっきりの介護と教育には無限の愛情を感じる

世界中でベストセラーとなった自伝です。

ゴースト・ボーイを読んだ方の感想

ノンフィクションの自伝です。あらすじを見たとき、10代でショックを受けた「ジョニーは戦場へ行った」を思い出しました。・・・実はとても読みづらかったです。主観の入った回顧部分と、事実とが混在していて、どの部分でどこが回復していったのか、最後までよくわかりませんでした。しかしそれを差し引いてでも、内容が強烈です。「感動」「奇跡」という言葉は使いたくないけれど、それしか思い浮かびません。そしてそれと共に、自由を取り戻すために苦しむ姿が生生しかったです。障害者に関わる専門職としても深く感銘を受けました。

人間が奇跡だと思うことの大半は、実は必然なのかもしれない。希望を持つということや選択するということが分からない、というくだりにははっとした。そんな境遇を想像すらできなかった。

深い絶望と大きな希望を合わせ持った作品。突然の未知の病で植物状態になった少年。しかし、彼には意識があった、というとてつもない自伝。自分の体に閉じ込められる苦痛と恐怖、そして目の前で起こる家族の崩壊。本人は勿論、家族の苦痛がよく分かり、読んでて痛い。特に中盤の精神を病んだ母親の「死んでちょうだい」という言葉はショックだった。患者の家族は第二の患者というが、正にその通りだ。そんな苦難を乗り越え、マーティンは新たに人生を取り戻す。どんなに苦しいときでも諦めなければ小さくても希望が生まれるのだと感じた。

HMVより

これが実話だと言うのだから衝撃です。
とても感動しました。
日常の些細なトラブルで人生に対し悲観的になっている自分が小さいなぁと思います。
著者の負っている身体的・社会的ハンデがどれほど大きなものか、想像するとそれらを乗り越える意志が挫かれるには十分すぎるほど。であるのに、それらを乗り越え最愛のパートナーと巡り合い幸せな日々をつかんだ著者。本当に素晴らしい方だと思います。
どんなに障害でできないことがあってもそのような問題とは一線を画す、何か、まだ誰も言語化できていない人間の能力の凄さを見せつけらたような気がします。
お気に入りの一冊になりました。
多くの人に読んでいただきたい。

ちなみに私は介護職ですが、本書に同業者たちの著者に対する仕事ぶりが書かれており、そういう意味でも参考になり面白かったです。

6回泣きました。
こんなに感動したのは何年ぶりでしょうか。
天国の神様にありがとうとお礼を申し上げたいです。
人生、捨てたもんじゃないです。

Amazonより

「世界の何だコレ!?ミステリー」での放送

「世界の何だコレ!?ミステリー」という番組にて、「ゴースト・ボーイ」について紹介されます。

[ベストセラーにもなった実話。意識はあるのに自分の体に閉じ込められた少年!?]ということで、この見出しでも概要は伝わるのではないでしょうか。

小説が苦手な方は今回のテレビで放送される内容を見ることで大まかなことが把握できるのではないかと思います。

放送は2023年11月8日(水) 19:00から放送されるので、興味がある方はぜひチェックして見てください。

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