今回の記事では、東京オリンピックで「13歳、真夏の大冒険」と称され話題を集めた選手についてまとめました。
パリオリンピックのスケートボード競技で注目の選手として、彼女が出場されるのか気になる方が多いと思いますので、この記事ではパリオリンピックにおける彼女について掲載しています。
彼女の名前をはじめ、プロフィールやこれまでの活躍や成績なども含めた背景などを掘り下げていますので、この機会に知っておきましょう。
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「13歳、真夏の大冒険」で話題になった女の子は誰?
「13歳、真夏の大冒険」で話題になった女の子は、東京オリンピックで金メダルを獲得した西矢椛選手です。
彼女はムラサキスポーツに所属しており、スケートボードの女子ストリートを専門としています。
西矢椛選手のプロフィール
項目 | 内容 |
---|---|
名前 | 西矢 椛(にしや もみじ) |
生年月日 | 2007年8月30日 |
出身地 | 大阪府 |
所属 | ムラサキスポーツ |
種目 | スケートボード女子ストリート |
西矢選手がスケートボードを始めたのは6歳の時で、2歳上の兄の影響を受け、父が紹介してくれた動画を参考にしながらスケートボードの技術を磨いていきました。
スケートボードを始めてからわずか3年という短い期間でその才能を開花させています。
主な成績
年 | 大会 | 成績 |
---|---|---|
2019年 | X Games ミネアポリス大会 | 銀メダル |
2021年 | 世界選手権 | 銀メダル |
2021年 | 東京2020オリンピック | 金メダル |
彼女の名前が広く知られるようになったのは、2019年に行われたアクションスポーツの祭典、X Gamesのミネアポリス大会。
11歳で出場したこの大会で西矢選手は銀メダルを獲得。
そして同種目の史上最年少メダリスト記録も更新されています。
その後も、2021年には世界選手権で銀メダルを獲得するなど実績を刻まれてきました。
スケートボードの技術だけでなく、その若さとエネルギッシュなプレイスタイルが多くのファンを魅了しています。
西矢椛選手のパリオリンピック出場について
西矢椛さんは東京オリンピックでの金メダル獲得後、次なる目標としてパリオリンピックを目指していました。
しかし、パリオリンピック出場のための予選シリーズでは苦しい戦いだったようです。
パリオリンピック出場を逃した理由
大会 | 成績 |
---|---|
OQS第1戦 | 準決勝敗退 |
OQS第2戦 | 準決勝敗退(15位) |
西矢椛さんは、東京オリンピックでの金メダル獲得後、次なる目標としてパリオリンピックを目指していました。
しかし、パリオリンピック出場のための予選シリーズでは、苦しい戦いとなっていたようです。
アクションスポーツのパリ五輪予選シリーズ(OQS)第1戦では準決勝で敗退となり、第2戦ではスケートボード女子ストリートの準決勝で敗退してしまいました。
西矢選手はパリオリンピック出場という大きな目標に向けて努力を続けてきましたが、今回はその目標を達成することができませんでした。
しかし、その挑戦する姿勢と情熱は、多くのファンや後輩スケーターたちに大きな影響を与え続けています。
東京オリンピックでの活躍について
13歳と330日で金メダル獲得
東京オリンピックのスケートボード女子ストリート競技で、西矢椛さんは13歳と330日という若さで金メダルを獲得しました。
この快挙により、彼女は一躍注目を浴びていたので、記憶に残っている方も多いでしょう。
この結果、彼女は日本史上最年少での金メダル獲得者となりその名前は一躍広まりました。
日本史上最年少オリンピック金メダリスト
西矢さんの金メダル獲得は、日本のオリンピック史上最年少記録となりました。
それまでの記録は、バルセロナ1992で岩崎恭子さんが樹立した14歳と6日でしたが、西矢さんはその記録を更新したことになります。
13歳と330日という若さでの金メダル獲得は、スケートボードという新しいオリンピック競技での偉業でといえるでしょう。
ギネス記録への登録詳細
この驚異的な記録は、ギネス世界記録にも認定されています。
西矢さんの金メダル獲得に加え、銀メダルを獲得したライサ・レアル(ブラジル)、銅メダルを獲得した中山楓奈さんとの合算年齢が「オリンピック表彰台における合算年齢の最年少記録」として認定されました。
この記録は、スケートボードが初めてオリンピック競技として採用された東京オリンピックにおいて、初代チャンピオンという肩書きを持つ西矢選手の偉業をさらに際立たせるものになっていますね。
「13歳、真夏の大冒険」というフレーズが広まった背景
西矢さんの金メダル獲得の際に、実況を担当した倉田大誠アナウンサーが「13歳、真夏の大冒険」と表現したことで、このフレーズが広まりました。
倉田アナウンサーは、この瞬間を「冒険が始まる」というキーワードで準備しており、西矢選手の演技が決まった瞬間にとっさに「大冒険」と表現されました。
このフレーズは、その後流行語大賞にもノミネートされるほど多くの人々の心に残り、西矢選手の快挙を象徴する言葉となっています。
まとめ
西矢椛選手は、13歳で東京オリンピックのスケートボード女子ストリート競技で金メダルを獲得し、その若さと実力で多くの注目を集めました。
「13歳、真夏の大冒険」と称されたその快挙は、日本史上最年少のオリンピック金メダリストとしてギネス記録にも認定され、日本のスケートボード競技をより広めるきっかけにもなったでしょう。
彼女はその後、パリオリンピック出場を目指し努力を続けましたが、前年ながら予選シリーズで苦戦し惜しくも出場を逃しました。
しかし、西矢選手の挑戦する姿勢と情熱は、多くのファンや後輩スケーターに大きな影響を与え続けています。
彼女のこれまでの活躍や、これからの成長を見守り、応援していきましょう。